最小限3つの器具で実現!本格ホームジムの作り方

筋トレ

自宅にジムを作るのは意外とカンタン

「ホームジムを作るには広いスペースと高額な器具が必要」と思っていませんか?実は、ダンベル・トレーニングベンチ・チンニングバーの3つがあれば、自宅で本格的な全身トレーニングが可能になります。これらの器具を使えば、胸・背中・脚・肩・腕など、全ての部位を効果的に鍛えることができます。時間に縛られず、ジムに通う手間も省けるのがホームジム最大の魅力です。

ホームジムの主なメリットと注意点

メリット

  • 移動不要で時短
    通勤や通学の前後にジムへ行く必要がなく、時間を有効活用できます。5分あればウォームアップ、20分で集中トレーニングが可能です。
  • 好きな時間にトレーニングできる
    24時間いつでも利用可能。早朝や深夜、休日も気にせずトレーニングできます。
  • 長期的に見ればコストパフォーマンスが良い
    ジムの月額料金に比べて、器具は一度買えば数年〜数十年使えるため、数ヶ月で元が取れます。
  • 集中できる環境
    他人の目を気にせず、自分のペースでトレーニングができ、継続しやすくなります。

デメリット

  • 初期費用として2万円〜5万円程度かかる
    ただし中古や工夫次第で節約可能です。
  • 設置スペースの確保が必要
    6畳程度あれば十分に可能です。

必要な器具①:ダンベル(筋トレの基本)

可変式ダンベル

ダンベルは全身を鍛える万能器具。スクワット・プレス・ローイング・デッドリフトなど、バーベルよりも安全で多彩なトレーニングが可能です。

ただし、ベンチプレスなど、ベンチ種目を考えている場合は、オン・ザ・ニー時にダンベルのバーが腿に食い込まない形状を選びましょう。

  • 固定式ダンベル
    重量ごとに揃えるタイプで安価。耐久性も高く、初心者におすすめ。ただし複数購入すると場所を取ります。
  • 可変式ダンベル(おすすめ)
    省スペースで、素早く複数の重量に切り替えが可能なので非常に便利です。フレックスベルなどが人気。
  • プレート交換式ダンベル
    プレートの付け外しが必要ですが、コスト重視の方に最適。自分の成長に合わせて重量を追加できます。

必要な器具②:トレーニングベンチ

6000円くらいで購入したベンチ

ベンチがあることでトレーニングの幅が一気に広がります。特にダンベルを活用する場合、プレス系の種目では必須。

  • フラットベンチ
    安価で安定性抜群。インクラインやデクラインはできませんが、基本のプレス種目には十分対応。
  • 角度可変式ベンチ(おすすめ)
    背もたれの角度を調整でき、インクラインプレスやショルダープレスなど多様な種目が可能。やや価格は高め。
  • 折りたたみ式ベンチ
    収納性重視の方に最適。コンパクトにしまえる反面、耐久性や安定性が落ちる製品もあるので注意が必要。

必要な器具③:チンニングバー(懸垂バー)

KENSUI Kaku

背中や腕を鍛えるならチンニングバーは必須。上半身の引く力を鍛えるトレーニングには欠かせません。

  • ドアジムタイプ
    安価で設置も簡単。ドア枠に引っ掛けるだけなので手軽ですが、耐荷重や取り付け環境には要注意。
  • スタンドタイプ(ぶら下がり健康器)
    自立型で設置場所を選ばず安定性も高い。僕は画像の「KENSUI Kaku」を使っていますが、省スペースで邪魔になりません。
  • 壁・天井取り付け型
    最も頑丈でジム同様の使い心地。設置工事が必要ですが、真剣に鍛えたい方におすすめです。

自宅でできる全身トレーニングメニュー

たった3つの器具――ダンベル・ベンチ・チンニングバーを揃えるだけで、ジムに負けない本格的なトレーニングが自宅で可能になります。以下に、部位別の代表的なトレーニングメニューとその効果を紹介します。

胸・肩・腕(大胸筋・三角筋・上腕三頭筋)

これらの筋肉は見た目のインパクトが大きく、上半身のボリューム感を作るために欠かせません。

  • ダンベルプレス(ベンチ使用)
     大胸筋を中心に三頭筋にも効果的。ベンチの上で行うことで可動域が広くなり、より深く刺激を与えることができます。
  • インクラインプレス(可変ベンチ使用)
     上部胸筋を狙う種目。胸のトップラインを整えたい方におすすめです。ベンチの角度を30~45度に調整すると効果的。
  • ダンベルフライ
     大胸筋のストレッチ&収縮に特化した種目。フォームに注意して、肘を軽く曲げたまま大きな円を描くように動かします。
  • ショルダープレス(ベンチ使用)
     三角筋前部と中部をターゲットにした肩トレの基本。背もたれを直立に近い角度にして行うと安定します。
  • サイドレイズ
     三角筋中部をピンポイントで刺激。軽めの重量で丁寧に動作することで、丸く張った肩が作られます。
  • ディップス(チンニングバー応用)
     胸・肩・腕を同時に鍛える自重種目。チンニングバーやディップススタンドを使えば自宅でも安全に実施可能です。

背中・腕(広背筋・僧帽筋・上腕二頭筋)

「引く」動作を中心に構成され、逆三角形の体型を作るのに重要な部位です。

  • チンニング(懸垂)
     広背筋・僧帽筋・腕の筋肉を一気に鍛えられる高効率な種目。フォームを意識して反動を使わず丁寧に行うのがポイント。
  • ワイドチンニング
     グリップ幅を広げることで広背筋への負荷が増大し、背中全体の広がりを強調できます。上級者にもおすすめ。
  • ワンハンドローイング(ベンチ使用)
     ベンチに片手・片膝をついて行うローイング種目。左右差を補正しながら、背中の厚みをつくるのに最適です。

脚・お尻(大腿四頭筋・ハムストリング・臀筋)

下半身は体の土台。脚を鍛えることで代謝が上がり、全身の筋肉バランスも整います。

  • ダンベルスクワット
     自重よりも負荷を増やして行うスクワット。大腿四頭筋と臀筋を中心に、下半身全体を強化できます。
  • ブルガリアンスクワット(ベンチ使用)
     片足をベンチに乗せて行う高強度な片脚種目。お尻や太ももの裏側にも効き、バランス力も鍛えられます。
  • ダンベルランジ
     前方または後方に足を出して行うことで、下半身を多角的に刺激。体幹の安定性も同時に向上します。
  • ダンベルデッドリフト
     ハムストリングと臀筋をターゲットにした基本種目。正しいフォームを意識すれば腰への負担も少なく安全です。

まとめ:3つの器具で理想の体を自宅で作ろう

ホームジムは、ダンベル・ベンチ・チンニングバーの3点を揃えるだけで完成します。高額なマシンや広大なスペースは必要ありません。限られた予算・時間・空間でも、工夫次第で効率的かつ本格的な筋トレが可能になります。継続こそが最も重要。自宅で快適なトレーニング環境を整えて、自分史上最高の体を目指しましょう。

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